何かもうひとつ、タイマッサージを深めるための東洋医学を学習したい。特に、タイマッサージでいう「SEN」と中国の「経絡」の関連づけを自分の中で消化したい、とかねてから思っていた。先日、廣重先生のWSに参加した時に、「ワタシのような初心者が経絡を学習するのにわかりやすい本はないか」と伺ったら、増永静人先生の著書を薦めていただいた。
さっそく「スジとツボの健康法」を買ってきて読んだ。初版は昭和50年。装丁もモロ昭和。でも内容は平成の今を生きる成人したワタシが十分に知りたいまさに「旬」。店に持っていったら同僚もかなり関心を示していた。てか、かなり面白いです。ワタシもこの本にあるように触診したり調整したりができるようになったらどんなにいいだろう。
本に「医王会指圧センター」のことが載っていて、WEBにホームページもあった。見たらなんと講座があるではないか!これは・・・まず実際に施術を受けてみよう。前日に電話で予約をしたのはいいが、場所をきちんと控えてなくて、新御徒町の駅を出てから道に迷ってしまった。一度、医王会に電話をして聞いたのだがそれでもわからなくて困っていたら、いかにも”昔からここで商売してます”な商店を発見。店のおかみさんに声をかけたら、すっごい怪しんだ目でワタシを睨み、「ちょっと、何か言ってるわよ」と奥にいた御主人にふる。「何か言ってるわよ」って日本語話してるじゃんオレー、宇宙人ぢゃないですよー(涙)。「すいません、医王会指圧センターってどこにあるかご存知ですか〜?」と極力丁寧に聞いたら御主人が「そこのガソリンスタンドのはす向かい!」とすっげええ無愛想に教えてくれたす。教えてくれた通りに向かおうとしたら「スギウラさん?」と声をかけられた。ワタシの到着が遅いから心配して医王会の方が見に来てくれたんですね。冷たい目線を浴びた後だけに、その優しさが染みます、うう。
ビルの5階にある「医王会」は、新しい造りではないものの清潔で開けた雰囲気。マットが何床か敷かれている施術の部屋は、窓が開いていて風通しがいい!場所に漂う「気」がすごくいい。枕に和手ぬぐいを敷いてくれるのが東京下町情緒でまたいい。施術を担当してくれたのは、年配の女性の方で、スギウラ的にいちばんツボにはまる「お母ちゃんタイプ」。ああどこまでもノスタルジー・・・。
で、施術はというと、まずお腹からアプローチ。医王会は、お腹に始まりお腹で終わるんだそう。内臓の凝りを診るのだ。お腹を診てから、脚、腰、背中、肩、首、頭、そしてまたお腹といく。ここでも「腎臓」を指摘されてしまった。チェンマイの漢方医でも「腎虚」といわれ、廣重さんのセッションでもむくみから腎臓を指摘され・・・。特にここ最近、誕生日ウィークでお菓子を食べまくっていたので、胃腸も荒れ気味で、全体的にエネルギーの流れが滞っている。
面白かったのは、腎臓のウィークが腰痛に繋がっている、とか、肩を押された時に目の奥までジーンと響いたりとか、あらゆる場面で、ある箇所へのアプローチが他のある箇所へ繋がっていることを体感出来たこと。体は、部位と部位の寄せ集めではなく、すべてが無境界に繋がっているのだとあらためて感じた。
担当の先生、マクロビオティックにもかなり精通していらっしゃる方で、「黒い食べ物がいいよ」とかいろいろなことを教えて下さった。ちょうど食養生も覚えようと思っていた私にはタイムリーすぎだぞ〜〜〜。な〜〜〜んか、ワタシ、連れてこられたよーな気がする、ここに、何かの力で。そう、感動したのが!施術が終わった後「お時間よろしかったら寝てって下さい」って、そのままにしてくれたんだよね!これはまさにワタシがやりたいと思っていること!まさか自分が受けられるなんて!
ってわけで、場所を流れるエネルギーも、人の雰囲気も、すっかり気に入ってしまったスギウラは、99%確定で医王会の講習を受けることにしました。なんか、最近、目の前にドア開けているなあ〜。